現在、普及率90%超と言われるETC。昨年末に都市部は今後5年、地方は10年程で高速料金をキャッシュレス化する計画が発表されました。圏央道の圏内では2025年を目標に料金所の整備が進められ、最終的には高速全域がETC専用化されていく見込みです。
そのETCですが、電波法の改正で来年12月から一部の車載器が使えなくなります。各メーカーがHP等で該当製品を公表していますが、2007年以前に製造された一部の機種が該当となるため、2007年以前の車載器をお使いの場合は念のため確認した方が良さそうです。
この他にも、セキュリティ規格変更のため2030年までには旧規格の製品が使えなくなります。こちらは現在使われている製品も多く車載器の管理番号が「0」で始まるものは今後、買い替えが必要となります。
車載器のロゴマークでも判別でき、国交省HPで見分け方が公開されていますが、比較的新しいETC2.0でも使えなくなる製品があり、注意が必要です。これを機に、お使いのETC車載器の確認をお勧めします。(進藤克実)