インフルエンザ対策に「寝起きの歯磨き」が効果的なことをご存じですか？
口の中には、常時約30億〜6000億もの細菌が存在し、これらの細菌はプロテアーゼという酵素を出します。この酵素にはインフルエンザウイルスを粘膜に侵入させやすくする働きがあるため、口内を不潔な状態にしておくと、インフルエンザに感染しやすくなってしまいます。
そして、一日の中で口内が一番不潔なのが、寝起きです！朝起きてから歯磨きもうがいもせずに飲んだり食べたりしていると、一晩で増殖した口の中のウイルスや細菌を、そのまま体内に取り込むことに…。
そこで効果的だと言われているのが、「寝起きの歯磨き」。実際に介護施設で実践してみたところ、インフルエンザの発症率が10分の1まで低下したという報告もあり、避難所での肺炎や感染症対策にも効果が出ているそうです！
時間がない方は、マウスウォッシュだけでも一定の効果がありオススメです。ぜひお試しください！（山澤翔吾）
