昨年の5月に、22の施設が国の有形文化財に登録された小湊鐵道。
現在は、小湊鐡道が営業開始時に活躍していたSLをモチーフにした“現代版機関車”を先頭に、窓ガラスのないオープンな展望車が連なる「トロッコ列車」が12月まで運行しています。
車窓からは、今も残る里山の田園風景はもちろん、6月になれば、雨の雫で潤ったアジサイが風に揺れる風情ある姿を楽しめます。家にこもりがちな梅雨時ですが、この季節ならではの美しい風景を見に行くのはいかがですか?
駅のホームで立ち売りしている“いすみのたこめし”や、ちょっと寄り道をして、磁場逆転地層で話題の“チバニアン”(月崎駅)へのお散歩もおススメです。(佐々木順子)