コミュニケーションツールが豊富になった今、「直筆の手紙」に触れる機会は少なくなっているのではないでしょうか。手書きのメッセージは、温かさが伝わり、頂くと本当に嬉しいものですね。ただ、いざ直筆の手紙を書くとなると、ついつい躊躇してしまう方も多いことと思います。

そこで先日、“感謝はがきプロデューサー”長谷川よしかず先生の「字手紙セミナー」に参加して参りました。字手紙とは、漢字1文字と5文字程度の補足文で相手に気持ちを伝える、短い短い手紙です。

用意する物は「筆と墨とはがき」のみ。漢字1文字は、相手に送りたいメッセージを的確に表したものを選び、補足の文字は平仮名かカタカナで書きます。ポイントは、とにかくハガキいっぱいに大きく書くこと!綺麗に書こうとしないこと!のびのびと気持ちを込めることで、書道が苦手な私でも、楽しみながら書くことができました。

ちょっとしたお礼状に、挨拶状に、心を込めた字手紙を送ってみるのはいかがでしょうか。(棚町彩菜)

 

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