「お前の仕事はダメだ・・きつい言葉を極上の成長アドバイスに変える!」という帯の言葉に興味を持ち、こちらの本を手に取りました。
私がこれまで読んできたマネジメントに関する本は、相手を承認し、励ますという所に焦点を当てているものがほとんどでした。しかしこちらの本では、上司、部下と良好な信頼関係を築くには「徹底的な本音」が大切だということが、様々な事例を用いて書かれています。私は「相手を傷つけないだろうか?」と過剰な配慮をして、うまく伝えられない事が多いのですが、それがどれだけ相手の可能性を潰しているのかという事が、心にスッと落ちました。
また、読み終える頃には、帯に書かれていた「お前の仕事はダメだ・・」の意味も理解する事が出来ました。「嫌味」でも「過剰な配慮」でもなく「徹底的な本音」。上司と部下の絆を深める、オススメの一冊です!(後盛秀範)